2009年9月 7日
アンドロメダ銀河
地球から約230万光年の距離に位置し、およそ1兆個の恒星から成る渦巻銀河で、直径22~26万光年で、直径8~10万光年である我々の銀河系(天の川銀河)よりも大きく、局部銀河群で最大の銀河である。かつては、アンドロメダ星雲、アンドロメダ大星雲などとも呼ばれていた。
見かけは、一時期銀河系(天の川銀河)と似ていると言われていたが、バルジに2つの巨大ブラックホールが存在し、連星系を成している事が観測より明らかになった。また、我々の銀河系のバルジと比べてガスや暗黒物質が非常に少ない事が判ってきた。さらに、我々の銀河系の方のバルジに棒構造が発見された事により、分類上でも両者は渦巻銀河と棒渦巻銀河に区別されるなど違いがはっきりしてきている。
アンドロメダ銀河は、肉眼でも観測することが出来るため、964年には既に、アブド・アル・ラフマン・アル・スーフィーによって"小さな雲"と記述されている。望遠鏡による観測はドイツの天文学者シモン・マリウス (Simon Marius, 1573-1624)が1612年に行ったのが初めてとされる。シモン・マリウスは、しばしば誤ってアンドロメダ銀河の発見者として紹介されることがある。ウィリアム・ハーシェルは「核は星雲状。星に分かれそうだ」と記している。ボンドは1847年暗黒帯がある詳しいスケッチを残した。1864年ハギンスはスペクトルを観測する。1888年ロバーツは3時間にもおよぶ撮影を行い、渦状構造を確認した。1885年ハルトウィッヒは新星、セファイド変光星、散開星団、球状星団を発見し、さらに自転速度を測定した。バーデはパロマー山200インチ望遠鏡で、第二次世界大戦によるロサンゼルスの灯火管制の中、星の種族を確認している。初めてM31までの距離を測定したのはアメリカのハッブルである。彼は1923年M31の中にあるセファイド変光星を利用して距離を見積もった。その結果、M31は銀河系の外にある天体であることが分かった。彼は1929年この研究を発表した。
アンドロメダ銀河の周囲には伴銀河としてM32、M110 (NGC205)が観測できる(図1)。これらの伴銀河はいずれアンドロメダ銀河と衝突し吸収されてしまうと考えられている。
アンドロメダ銀河のスペクトルは青方偏移を持ち、我々の銀河系に対して秒速約300kmで接近している 。約30億年後にはこの2つの銀河は衝突して合体し、1つの巨大な楕円銀河を形成すると予想されている(ただし1990年代後半に確認された宇宙の加速膨張を考慮に入れると、両銀河の衝突時期はこれよりいくらか延びるという予測もある)。
M31は肉眼で見ることができる。双眼鏡では、長い楕円形のはっきりした光芒に映る。大口径の望遠鏡でも意外に見え方は良くならず中心部分の明るいところしか見えない。条件の良い場所で口径20cmの望遠鏡でやっと渦巻き構造が見え始める。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
アンドロメダ銀河は、肉眼でも観測できるようですね。
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